KDDI直営店舗で家計相談!?独立系FPから見たメリット・デメリット

KDDIが直営店などでファイナンシャルプランナー(FP)を紹介するサービスを展開するというニュースがありました。利用者にとっては気軽にお金の相談が出来る窓口が出来るので良いことのように見えますが、このサービスには実は気をつけなければいけない点が潜んでいます

サービスをフル活用するにはサービスのメリット、デメリットを知る必要があります。独立系のFPだから言えるFP紹介サービスのメリット、デメリットを解説します。

KDDI、auがFP・保険相談サービスを開始

KDDIは面談の予約をした利用者に対してKDDIアセットマネジメントまたはFPパートナー(保険のビュッフェ)に所属するファイナンシャルプランナー(FP)を紹介し、家計相談や人生設計の相談を行えるサービスを開始しました。開始は2019年3月4日からで、相談料は無料です。

今のところ直営店での利用はau携帯サービスの契約者のみで、サポートセンターでは契約者以外の人でも利用出来るようになっています。
KDDIは今後auショップでの利用も検討するとのことです。

KDDI・auによる保険相談のメリット・デメリットと注意点

このサービスでのメリット、デメリットを以下にまとめてみました。

■メリット
・気軽にお金の相談が出来る
・固定費である通信費の見直しと一緒に保険などの見直しも出来る

■デメリット
金融商品を勧められる
中立的立場にないFPが対応する

メリットは、気軽にお金の相談が出来て、さらに固定費である通信費の見直しと同時に家計改善を行える点です。
家計改善のポイントは固定費を減らすことです。固定費とは住居費、通信費、保険料など毎月必ずかかる費用のことです。

KDDIは元々が通信事業なので通信の見直しをして、その場で契約や変更ができるというのが大きなメリットです。
また、FP事務所というのは一般的に敷居が高く感じるという方も多いので、気軽に相談できる場所としては最適だと思います。

一方でデメリット部分は注意点にもなりますが、紹介されるFPはKDDIアセットマネジメントまたはFPパートナーに所属している方です。
KDDIアセットマネジメントは投資信託を販売し、FPパートナーは保険販売をしています。

FPと一言で言ってもそれぞれ立場が異なり、私の様にどこにも所属していないFPを独立系と言いますが、ほとんどのFPが保険会社、不動産業、金融機関に所属するFPです。
どこかに所属するということはそこの金融商品を優先的に販売することで、今回のサービスでも相談料は無料でも最終的にはそこの金融商品を勧められることになります。

保険相談で紹介されるのは、なんと給料未払いの会社!

さらに、このFPパートナーは所属していた外交員(保険を販売している人)から給料の不払いや給料から経費を天引きされたとして訴えられ、裁判になっています
給料から不当に経費を搾取され、保険を販売しなければまともに給料を支払われないとなれば、FPが強引に販売を行う可能性もあります。

このサービスを受けるにはこれらのことも頭に入れて、金融商品を勧められたら「本当に自分に合っている商品なのか」きちんと見極める必要があります。
また本格的に家計改善を行いたければ独立系FPに相談するか、いくつかFP相談を試してみるのも1つです。
1回で全て鵜呑みにせずに、自分自身に知識をつける、または様々なサービスを複合して活用するなど賢く利用することをオススメします。

350
350
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
350

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA