人工知能の導入が進む生命保険会社。心もある会社であってほしい。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命が人工知能(AI)「ワトソン」を2018年1月から活用する予定です。
「ワトソン」の活用方法は、保険金支払い業務を自動化し、保険金支払い処理の30%を当日中に完了させる計画です。
現在、平均で3日間かかっている保険金支払い業務が当日中に完了することは、顧客にとってとても良いことだと感じます。
保険金を請求した場合、「いつ支払いになるのだろう」と日数が経つにつれて気がかりは増すことでしょう。
迅速な手続き処理により、保険金支払いが早ければ早いほど、顧客満足度は増し、顧客はその保険会社へ信頼を寄せることになると思います。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の保険金請求件数は約12万件に上り、その内の30%が「ワトソン」に委ねられることになるわけですが、段階的その比率を高めていく方向です。
医療機関への確認が必要な案件は人力によることにはなりますが、確認が必要な案件は、保険金支払い事務の経験上、それほど多くはありませんでした。
多くの保険金請求手続き処理が、今後、「ワトソン」に移っていくことになると思います。

将来は、保険金支払い業務に関してはマンパワーによるところがほとんどなくなることが予想されます。
人件費削減も大きく期待できるのではないでしょうか。
人件費削減が大きな成果を見せれば、保険料の値下げにまで影響するかもしれません。

また、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命は、「ワトソン」を保険金支払い業務だけではなく、保険の引き受け業務にも活用することを視野に入れています。
引き受け業務においても「ワトソン」の力は大いに発揮できるのではないかと思います。

今後、保険会社においては「AI」と「人」の共存共栄、業務のすみ分けが進んでいくことでしょう。
業務の効率化は喜ばしいことですが、「心」の伴う保険業界であって欲しいと思います。

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