自動車保険の自賠責保険料が安くなります。

自賠責保険料が、9年ぶりに引き下げられます。
前回保険料が引き下げられたのは2008年4月、この時は平均で20%以上の値下げ幅となりましたが、今回は5~10%の値下げ幅となり、平均7%の値下げとなるようです。

自賠責保険料の値上げを実施した2013年より保険料収支の黒字が続いていたのですが、この黒字収支に影響を与えたのが事故率の減少です。自動車の安全技術の向上、特に自動ブレーキ搭載車の普及が事故率の減少に大きな影響を与えています。自動ブレーキ搭載車は、非搭載車に比べて7割も事故率が減少するとのデータもあり、今後もますます事故の減少に期待が持てます。

自賠責保険は今年の4月より値下げとなりますが、任意保険でも2018年より値下げになる見込みです。やはり、自動ブレーキ搭載車により事故の減少が影響しています。自動ブレーキ搭載車を対象とした割引も導入予定です。

自動車の安全技術は、今後ますます進歩していきますね。自動ブレーキに留まらず、現在は試験走行段階の自動運転車も一般に普及する日が来るでしょう。そうなると、ますます事故の減少が期待できますね。

ただ、安全技術が向上すると新たなリスクも生まれます。安全装置の誤作動により事故が引き起こすリスクです。安全装置の誤作動が原因で事故が起きてしまった場合、自賠責保険は機能するのでしょうか。1%でも運転者に過失があれば、自賠責保険の補償対象となりますが、仮に被害者も加害者(運転者)も過失が無い事故が起きた場合、自賠責保険は機能するのでしょうか。
このような事故が起きる確率は低いかもしれませんが、今後、自動運転装置等が普及したら起きる可能性もあります。任意保険では、このような事故に備えて新たな特約の開発をしています。
自賠責保険も今後を見据えて、被保険者の範囲を拡大する等の動きを見せて欲しいですね。

350
350
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
350

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA