生命保険の販売数は今後も減少していくでしょう。

生命保険の個人保険が販売不振で、2016年上半期の新契約高が2年ぶりに前年割れとなりました。
日銀のマイナス金利の影響を強く受け、終身保険などの貯蓄性商品が運用難により販売低迷に陥ったためです。

個人的には、まだまだ販売不振が続くのではないかと思っています。
銀行の窓口販売で好調だった一時払い終身保険の販売を中止する保険会社もあり、予定利率の引き下げによる保険料の値上げの動きもあるからです。

人気商品であった学資保険も保険料値上げの動きがあり、子供の教育資金の準備にも影響が出てくるかもしれません。
銀行に預けても利率が低迷していますし、学資保険でも利回りが悪いとなると運用先や預け先に頭を悩ませることになるかもしれません。

また、外国為替市場では円の先高観があるため、円換算後に受け取れる保険金額の目減りを警戒し、外貨建て保険の売れ行きも芳しくありません。

その上、保険会社から銀行に支払われる保険の販売手数料の開示を金融庁が強く促しており、その手数料の高さから銀行窓販が更に敬遠される可能性もあります。

一時払いの保険商品や外貨建て保険商品だけではなく、平準払い商品への影響が今後出てくることも懸念されます。
保険料の改定は4月にされることが多いのですが、既に朝日生命保険は10月より終身保険と学資保険の保険料を引き上げる方針です。
今後、他社が追随することも考えられ、保険会社にとっては厳しい環境が続くのではないでしょうか。

契約者にとっては、新規の保険加入や保険の更新時には影響してきますが、既に加入している保険の保険料には影響がありません。
保険料が値上げになるからと言っても慌てることなく、本当に必要な保険に必要な分だけ加入するというスタンスを忘れないことが大切だと思います。

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