好調な個人年金保険の伸びは今後も続くか?

生命保険協会から2017年3月末時点の個人年金保険の保有契約高が過去最高を更新したことが発表されました。

保有契約高は107兆8,727億円で、前年同月比4%増となり、前年同月比プラスとなるのは2年振りとのことです。
背景には、マイナス金利政策導入による運用難があり、貯蓄性があり人気であった「一時払い終身保険」の販売停止があります。
マイナス金利政策と言うことで、個人年金保険自体の貯蓄性にも影響が及ぼされています。

2017年4月より個人年金保険の保険料率を上げた保険会社も多く、その前の駆け込み加入も保有契約高の更新に寄与していると考えます。
個人年金保険の場合、一定の条件を満たせば生命保険料控除とは別枠の個人年金保険料控除を受けることができるため、控除分も考慮すれば実質的な利回りはパンフレットや設計書上のものよりも期待できるものとなりえます。

今後の個人年金保険契約高は増加していくのか?

2017年3月時点では過去最高の個人年金保険の保有契約高となっていますが、今後も増加し続けるでしょうか。
一度加入すれば、よほどのことがなければ解約することが少ない商品ではあると考えますので、増加はしていくのではないでしょうか。

しかし、保険料の値上げがあったこと、個人型401K(イデコ)の加入条件の緩和されたこと、新しい積み立てNISAの導入などがあるため、大幅な契約の増加とはいかないように感じます。
(といいつつも個人的には、確実な老後生活費の確保をする手段として個人年金保険はとても魅力的な商品だと思います。)

今の時代、退職金や公的年金だけでは老後の生活資金が十分であるとは言い難く、自助努力をする必要があります。
老後生活資金の準備を自分に合った商品を選ぶことも大切になってくると考えます。

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